妊娠率・出産率・流産率卵子の数 60(万) 30閉経出生「未来」の健康につながることを知りましょう□生活を整えよう!□生活を整えよう!●栄養 主食・副菜・主菜・乳製品・果物をバランスよく食べましょう。※低出生体重児とは、生まれたときの体重が2,500g 未満の赤ちゃんのこと。●薬物乱用 危険ドラッグや麻薬、大気汚染、農薬、水銀やシンナーなどは、皆さんの体に悪影響をおよぼします。将来生まれる赤ちゃんの健康にも影響する可能性もあります。栄養不足による若い女性のやせは、貧血・肌荒れ・骨密度や筋力の低下などを引き起こします。月経不順や不妊、低出生体重児※の原因になるなど、将来の妊娠・出産にも影響を与えます。男性の肥満が不妊のリスクを高める報告もあります。食品の添加物や、マニュキアの成分も要チェックですよ!不妊のリスク、流産、早産、周産期死亡、低体重の可能性などタバコのリスクはたくさんあります。不妊症になりやすい性感染症もあります。早めに見付けて治療しましょう。思春期性成熟期更年期510203040年齢(歳)女性の各年齢における卵子の数の変化医学的に、男女の加齢により妊娠しにくくなるといわれています。 精子は加齢とともに徐々につくられる数が減少し、運動性が低下することが指摘されています。また卵子は加齢とともに数が減少するなどの理由により、おおむね30代後半以降となると妊娠しにくくなるといわれています。700胎生時369胎児(カ月)Baker TG(1972) Gametogenesis, Acta Endocrinol Sullpl 166;18-42を基に厚労省で一部改変出典:厚生労働省『知っていますか?男性のからだのこと、女性のからだのこと』卵の数は胎生20週まで急増約700万個出生時には約200万個までに減少●赤ちゃん乳幼児突然死症候群 低出生体重児思春期には20〜30万個までに減少閉経時には数はゼロに近づくバランスの良い例50100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%(主食と副菜が欠けて、主菜が多すぎる例)●女性不妊 流産・早産 周産期死亡常位胎盤早期剥離閉経年齢の早期化 骨粗しょう症しわ、たるみ、くすみ、黒ずみ歯の黄ばみ、黒ずみ年齢別妊娠・出産・流産率252627282930313233343536373839404142434445464748バランスの悪い例参考資料:日本産科婦人科学会 ARTデータブック「ART妊娠率・生産率・流産率 2020」妊娠率/総治療出産率/総治療流産率/総妊娠年齢(歳)●飲酒 妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは、胎盤を通って赤ちゃんにも影響し、胎児性アルコール症候群の原因になります。「この量なら大丈夫」というものは確立していません。将来、妊娠を考えたときからアルコールは控えるようにしましょう。コラム知っておきたい性感染症 性的な接触によってうつる感染症を性感染症といいます。 近年、若者の性器クラミジア感染症や梅毒といった性感染症が増えています。 性感染症は予防することができます。いちばんは性交渉をしないことですが、コンドームなどを使うことでリスクを軽減することができます。性感染症の多くは治療により治り、他者に広がることも防げます。 性感染症のほとんどは検査で分かります。もし、不安がある場合には、まず検査を受けましょう。コラム妊娠と年齢の関係●喫煙 タバコはがん・心臓病をはじめたくさんの病気を引き起こします。●男性不妊 ED(勃起不全)しわ、たるみ、くすみ、黒ずみ歯の黄ばみ、黒ずみ〜〜
元のページ ../index.html#3